前面道路は幹線ではないものの比較的交通量が多く、閑静な住宅地とは言い難い雰囲気を持つ敷地である。
　落ち着いて生活できる環境つくることが、一番のテーマとなった。
　中庭を取り囲むように建物を配置し、道路の喧噪をさえぎり静かな環境をつくることを試みた。
　程よく閉じられた部分と開放的な部分が混じり合った空間が出来上がった。